『第3回 ひらかわ水の旅』
〜学習田の水源を訪ねて〜
本水土里ネットの受益地内にある学習田で、田植えから収穫までを体験している弘前市立豊田小学校の5年生児童が、今年も自分たちの学習田に流れてくる農業用水がどこからどのように流れてくるのかを学習しました。
この「ひらかわ水の旅」は今年で3年目を迎え、参加した先生方からは総合的な学習の時間をより充実したものにできるということで好評を得ています。
1.開催日 | 平成18年7月5日(水) |
---|---|
2.参加者 | 弘前市市立豊田小学校5年生児童 72名 |
3.行 程 |
けんえいどうがわようすいろ | ||||||
出発式 | ![]() |
学 習 田 | ![]() |
県営道川用水路 | ||
こくえいどうがわかんせんようすいろ | みつめないとうしゅこう | |||||
![]() |
国営道川幹線用水路 | ![]() |
三ッ目内頭首工 | ![]() |
||
はやせの | ||||||
早瀬野ダム | ![]() |
帰校式 |
1.出発式
児童代表が「教科書だけでは学ぶことができないことを学習し、今後の総合学習に生かします」と挨拶。早くも活動に対する子どもたちの意欲が伝わってきました。
2.学習田
ここでは、昔と今の田んぼの形について学習し、「ほ場整備」したことによって大型機械を使うことが出来るようになり、農作業がしやすくなったことを学習しました。
(昔の田んぼ)
(今の田んぼ)
3.県営道川用水路
けんえいどうがわようすいろ
ここでは、川の下に埋設されているサイフォン水路について学習しました。
川の下がどのようになっているのかとても不思議な様子です。
上流に行くほど、水路が大きくなり、流れている水の量も多くなります。
ここでは、水難事故の防止を呼びかけました。
(サイフォン水路の構造)
4.道川幹線用水路
どうがわかんせんようすいろ
5.三ッ目内頭首工
みつめないとうしゅこう
大きな鉄の扉で川をせき止めている頭首工の構造や、魚が頭首工の上下流へ行き来するための、魚道と呼ばれる通路があることなどを学びました。
FMアップルウエ―ブの女子アナから、インタビューを受ける子どもたち!
先生に取水口のゴミ処理を体験してもらい、近年社会問題となっている、ゴミの不法投棄について学習しました。
6.昼食タイム
疲れた様子もなく、食欲旺盛な子どもたちです。
7.早瀬野ダム
はやせの
子どもたちの第一声は「学習田の水は、こんなに遠くから流れて来るんだ」という驚きの声です。
操作室見学の様子です。たくさんある操作ボタンに驚いた様子で「ボタンを間違えることはないですか」という質問もありました。
今日1日の復習を目的に、クラス対抗「水土里ネットウルトラクイズ」を行いました。毎年、盛大に盛り上がって、子どもたちの歓声がダム湖に響きわたります。
ダムをバックに記念撮影!子どもたちの笑顔から、有意義な活動であったことがうかがえます。
5年1組の子どもたち |
5年2組の子どもたち |
8.帰校式
「今日1日の事を、今後の学習田での活動にいかします。」と元気にあいさつ!
みなさん、
お疲れさまでした。